
おやつの袋を開けた音で、さっきまで寝ていたのに急に起きてくる。
そんな姿を見ると、こちらまで少しうれしくなるものです。
犬にとっておやつは、ただお腹を満たすものというより、飼い主さんとのコミュニケーションの時間だったり、がんばったあとの小さなごほうびだったりします。だからこそ、毎日のようにあげるものは、なんとなくではなく「これならうちの子にあげたいな」と思えるものを選びたいところ。
犬は、食べたあとに「ちょっと合わなかったかも」と言葉で伝えられません。うれしそうに食べてくれるからこそ、飼い主さん自身が原材料や硬さ、あげる量を見ながら、安心して選べるおやつかどうかを見極めてあげたいなと思います。
この記事では、犬のおやつを選ぶときに見ておきたい素材、製法、大きさや硬さ、あげ方の考え方を、いぬのしあわせ研究所の視点でまとめました。
おやつは、ただの「間食」ではなくて

おやつというと、つい「喜ぶからあげるもの」と考えがちです。
もちろん、うれしそうに食べてくれる姿は何よりかわいく感じます。ただ、犬と暮らしていると、おやつが役に立つ場面は意外とたくさんあります。
おさんぽの練習をするとき。苦手なことを少しがんばったあと。名前を呼んでこちらを見てくれたとき。来客や外出先で、少し気持ちを落ち着けたいとき。
そんな小さな場面で、愛犬が「できた」「うれしい」と感じるきっかけになってくれるのが、おやつのいいところではないでしょうか。
だからこそ、ただ量をたくさんあげるよりも、素材や使いやすさを見ながら、愛犬にも飼い主さんにも無理のないものを選べると、おやつ時間も気持ちよくなります。
まず見ておきたい3つのこと
犬のおやつを選ぶとき、パッケージのかわいさや名前の雰囲気で手に取ることも多いですよね。
それも楽しい選び方のひとつですが、毎日あげることを考えるなら、まずは次の3つを見ておくと選びやすくなります。
1. 原材料がシンプルか
まずは、原材料から見ていきましょう。
何から作られているのかが分かりやすいものは、飼い主さんも安心して選びやすくなります。
たとえば、肉や魚、野菜など、素材そのものが主役になっているおやつ。原材料の数が少なく、見慣れない名前が並びすぎていないものも、愛犬に合うかどうかを考えるときに判断しやすくなります。
もちろん、原材料がシンプルなら必ず合う、というわけではありません。犬にも好みや体質があります。初めてのおやつは少量から試して、食べたあとの様子を見てあげたいですね。

無添加でシンプルな材料で作られた安心おやつ
2. どこで、どう作られているか
同じ素材を使っていても、どこで、どんなふうに作られているかによって印象は少し変わります。
素材の産地、加工のしかた、乾燥方法、保存料や香料の使い方。細かく見ようとすると少し難しく感じるかもしれませんが、「作っている人の考えが見えるか」は、ひとつの目安にしてもよさそう。
作り手の想いや製造背景が分かると、ただの商品ではなく、暮らしに迎え入れるものとして選びやすいものになります。
毎日口にするものだからこそ、安さや手軽さだけではなく、「この作り方なら納得できる」と思えることも大切にしたいと思っています。
作り手の想いまで見えるおやつ

3. 愛犬に合う大きさ・硬さか
おやつは、素材だけでなく大きさや硬さも見ておきたいポイントのひとつ。
小さな犬に大きすぎるおやつをあげると、食べにくかったり、急いで飲み込もうとしてしまったりすることがあります。反対に、大きな犬には小さすぎて、あっという間に終わってしまうこともあります。
シニア犬や歯に不安がある子、硬いものが苦手な子には、無理なく噛めるものを選びたいですね。初めての形状や硬さのおやつをあげるときは、そばで様子を見ながら試すと安心できます。

硬いおやつが苦手なわんちゃんもにもおすすめ
Treats 販売ページ
「無添加」だけで決めず、愛犬に合うかを見る
おやつを探していると、「無添加」という言葉をよく見かけるようになりました。
余計なものが少ないおやつを選びたい、という気持ちはとても自然だと思います。私たちも、愛犬にあげるものはできるだけ気持ちよく選びたいと考えています。
ただ、「無添加」と書いてあるから何でも安心、というわけではありません。どんな素材が使われているか、愛犬が食べ慣れているものか、硬さや大きさは合っているか、保存方法は分かりやすいか。そういうところも一緒に見ておきたいですね。
アレルギーがある子、持病がある子、食事制限をしている子は、自己判断で新しいおやつを増やさず、かかりつけの獣医師に相談してから選ぶと安心できます。
犬は、食べたあとの違和感や苦手な感じを、人の言葉では伝えられません。だからこそ、言葉の印象だけで決めず、「うちの子に合いそうかな」と飼い主さんが落ち着いて見てあげることが大切だと思います。
ごほうび用、ゆっくり楽しむ用。使う場面で選ぶ

おやつは、使う場面によって選び方も変わってきます。
しつけやおさんぽ中のごほうびに使うなら、小さくちぎりやすく、すぐに食べられるものが便利。手が汚れにくいものだと、外でも助かります。
おうちでゆっくり楽しむ時間なら、少し噛みごたえのあるものや、香りを楽しめるものもよいかもしれません。ただし、硬すぎるものや長く噛むタイプのものは、愛犬の歯や食べ方に合うかを見ながら選びたいですね。
雨の日でおさんぽが短くなった日や、こちらの用事で少し待ってもらう時間がある日。そんなときに、愛犬が落ち着いて楽しめるおやつがあると、飼い主さんの気持ちも少し楽になります。
「どのおやつが一番いいか」よりも、「どんな場面で使いたいか」から考えると、選ぶ軸が見えてきます。
あげる量は、毎日のごはんとのバランスで
おやつは、喜んでくれるほどつい多めにあげたくなるものです。
でも、毎日のごはんをしっかり食べている子にとって、おやつはあくまでプラスの楽しみとして考えるくらいがちょうどよさそう。あげる量が増えすぎると、ごはんの量や栄養バランスにも関わってきます。
パッケージに目安量が書かれている場合は確認しながら、愛犬の体格、運動量、その日のごはん量に合わせて調整してあげると安心できます。
わが家でも、うれしそうな顔につられて「もうひとつだけ」となりがちですが、そこは飼い主側の小さな踏ん張りどころ。小さく割って回数を増やすだけでも、犬にとってはうれしい時間になります。
いぬ研では、毎日あげたくなるおやつを選んでいます

いぬのしあわせ研究所では、フードやおやつのような「毎日口にするもの」をとても大切に考えています。素材のこと、作り方のこと、作り手の想い。そういった背景にきちんと納得できるものを、少しずつ選んできました。
おやつは、犬にとっての楽しみであり、飼い主さんにとっても愛犬との時間をやさしくしてくれるものだと思っています。
袋を開ける音に反応して寄ってくる姿。小さく割ったおやつを、目をきらきらさせながら待っている顔。そういう何気ない時間が、犬との暮らしのしあわせを作っているのだと思います。
おやつ選びに迷ったら、素材や製法だけでなく、「毎日あげる自分たちが気持ちよく選べるか」も、ぜひ見てみてください。
まとめ
犬のおやつを選ぶときは、原材料の分かりやすさ、作られ方、大きさや硬さ、そして使う場面を見ておくと選びやすくなります。
「無添加」「国産」「素材そのまま」といった言葉も大切な目安になりますが、それだけで決めきらず、愛犬の体格や好み、食べ方に合うかを見てあげたいですね。
毎日のおやつ時間が、愛犬にとってもうれしく、飼い主さんにとってもほっとする時間になりますように。
いぬのしあわせ研究所では、犬にも人にも心地よいごはん・おやつを選んでいます。気になる方は、EATページやオンラインストアも見てみてください。
- Treats のページを見る
- オンラインストアを見る

